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あぁ、時間を少しオーバーしてしまった


闇人氏主催のリレー小説です。詳細は「闇人のすこぶる暇人ブログ」、直接作品を読みたい方はこちらへお願いします。


お待たせしたっす、リレー小説の続きができました。
今回はちぃーっとばっかし長くなってます、もしかしたら・・・「修正しろ」って闇人っちから怒られるかも?
字数は5200字ぐらいです、修正入れないといけないなら、ごめんなさい。
えーっと、今回も過去編です。一応、現代編も少し書いてます・・・。
てか、過去編で前半から中盤まで書ききるとか書いてましたが・・・やっぱり字数が・・・orz
ということで、本編は続きからで、コメント返信でっせ。

零s・・・今回はちょいと字数がオーバーしてるんで、守ってるとは言いにくいですが、修正しろ言われたらちゃんと修正しますよ。過去編は、現代編も含めて、書きたい人が書きたいように書くだけってのがリレーでっせ。つーか、年賀メール送ってんですから、ちゃんと返信しましょうぜ?


では、続きへどうぞ。

街が赤く染まる瞬間を二人は見ていた。
炎葉と炎蕾、グロリアが狙いを定めている二人である。
次々と赤く紅く染まっていく駐在の兵士達、逃げ惑い巻き込まれていく一般の民間人達。
それらを見ながらも、逃げ惑う人達に紛れ逃げるべきと解っていながらも、それでも足が竦んでしまっている。
(このままじゃ・・・このままじゃ・・・殺られる!)
炎葉は直感していた。
せめて、炎蕾だけでも逃がさねばと思えど、硬直が解けない。
危険、危険、危険。
脳が訴えてくる。それでも動けない。
グロリアが二人を見据える・・・周りには紅く染まった物体以外には存在を許していない。
兵士達は全滅していた・・・全員が死んでなくても、逃げ惑い、ここに戻ってくることは無いだろう。たった一人の少女に、一瞬にして壊滅してしまった部隊の兵士にどうして戻ることができたであろうか。

「見つけた」
グロリアは、未来を見る巫女を・・・炎蕾を捉えた。
一歩、また一歩踏み出す。
巫女と一緒にいる青年は視界に入らない。
それ以外の風景も視界に入らない。
ただ、それだけを目標に歩き出す。

べちゃ、べちゃ、ぐちゃ。

血溜まりを歩み、まだ形のある頭を踏み砕く。
気にしない、気にしない、何も気にしない。
直感でそうだと感じた目的以外は気にしない。
自分が紅く染まっていることさえ気にしない。

だから、後ろの影にも気付かない。

――ドス――



ここで再度、過去を振り返る。

「何が起きた!?」
一騎打ちを見守っていた主将ゴートンを始めとする他の諸将達は後方の、砦内での異変に・・・血塗れで転がり込んで来た兵士を見て気付いた。
――何か、血生臭い――
目の前の兵士ではなく、この砦内。
怪しい気配・・・不穏な空気、それを皆が敏感に感じ取っていた。
・・・いや、それに何故、今まで気付けなかったのか・・・その考えに、一同が動揺していた。
「どうやら、この一騎打ちはこの騒ぎを起こすための時間稼ぎ・・・だったということでしょうね」
ヴェゼルは、それこそ本当に冷静に答を出し、
「一刻を争う可能性があります。ゴートン殿、二手に分かれましょう」
対応策を即座に打ち出す。
一方は一刻も早く砦内を鎮圧する、もう一方は即座に打って出て敵の砦内への侵入を防ぐ。
恐らく、敵はこの機を逃さずに砦内に攻め入り、侵入を試みるはず。
これを防ぐには、すぐさま砦前に軍を配置し敵の侵入を防ぎ、その間に砦内の敵を掃討するしかない。
「カイル、ヨシュア、張恵は六軍のある内一軍を率いての私について来い。砦内を鎮圧する。ヴェゼルは残りの将と兵を率いて門の前に陣を展開せよ。氷蓮に撤退の合図を出すのを忘れるな!」
「了解しました」
それぞれ、己が任務を確認し動き出す前に、既に悪夢はその場を食らっていた。

――ドシュ――

血塗れで倒れていたはずの兵士の槍が、ゴートンの心臓を貫いた。
誰も・・・気付けなかったほどに、あっさりと・・・目の前で自分達の将がくず折れる。
死んでいたはずの兵に、もちろん生気も感情もあるはずがないはずなのに・・・ソレは平然と立ち上がり、死んだ顔で笑っていた。

(砦内で何かが起きている)
氷蓮はアイゼンの剣撃を避け、いなし、合間には反撃をいれつつも、砦内の異変に気付いていた。もちろん、目の前のアイゼンも気付いているのであろう、先よりも一層に斬撃の威力が増してきている。
(早期に決着を着け、反乱軍を進行させたいのだろうか・・・いや、本人にはその意思は無い・・・)
その証拠に、反乱軍は既に動き出している。
「少しでも長く、アンタにはここで俺の相手をしてもらおう。あわよくば倒して生け捕りにさせてもらう!」
「そういうことか・・・」
足止め・・・これがアイゼンの取った選択であった。
アイゼンと互角に戦える・・・このことだけで氷蓮のことを気に入っていた。
わざわざ砦に逃げさせ、こちらの罠で殺すより生け捕りにする・・・もしくはせめて自分の手で最後を遂げさせたい。
そんな個人的な理由で足止めを選択していた。
そして、アッシュそんな考えも知らず、だが最善に反乱軍を動かした・・・二人を迂回して砦を・・・門を落とせと。
理由は一つ、二人に構う暇があれば、その間に砦に攻め込んだ方が遙かに効率がいい。砦内が混乱に陥っているなら尚更である。正規軍が持ち直し、門前に兵を展開する前に到達すれば・・・勝ちは見える!

「くっ・・・」
反乱軍が砦に駆けて行く・・・味方はまだ門の前に兵を展開させていない。
(思った以上に砦内の状況が酷いのか・・・)
氷蓮はアイゼンと戦いながらも、状況の確認に努めた。
ゴートン将軍やヴェゼル達諸将がこの状況に動かぬはずがない・・・将軍達にも何かが起きている。
だが、自分は動くことができない。
アイゼンに後ろを見せて無事にいられる保障は無い・・・いや、確実に斬られる。
(どうするべきか・・・?)
即座にアイゼンが倒せるなら、それこそすぐに砦に戻れるが・・・この状況で焦れば、逆に私が斬られる可能性の方が高い。
(・・・敢えて・・・斬らせるか?)
アイゼンの上段斬りを最小の動きで横に避けつつ、思考する。
反乱軍の先陣も既に門の近くに差し掛かっている。自分が今からアイゼンを倒し切っても、味方が軍を展開しないかぎりはもう間に合わない。
危険な博打をするべきではない・・・だが、それでも・・・。

氷蓮が決死の博打を打とうとした瞬間、反乱軍は砦の門へ到達し、そして内部から爆発するかのように門から死体達が反乱軍へも襲い掛かった。


ゴートンがくず折れた刹那、その場所に他の死体達も雪崩れ込んで来た。
その数は数十にも上る。もちろん、普通の状況であればこのくらい数は、ここにいる将軍達だけでも余裕で圧倒することができる。だが普通の状況はとっくに終わっている。
死体が襲い掛かってきて、主将ゴートンは倒れ、諸将は浮き足立っている。
ゴートンの近くにいた二人・・・カイルは槍で眼を抉られ、張恵は首が刎ねられた。二人とも即死だった。そして、その次にゴートンの近くにいたヨシュアに、ゴートンを殺害した槍が襲い掛かる瞬間、
――ザシュ――
動く死体の首が落ちた。
「皆さん、いつまでも呆けないでください!」
死体の首を斬ったのはヴェゼルの細剣であった。
その声と行動に他の将軍達も動き出す。
「この状況では、砦内は既に混乱の渦中です。ここの一掃は私達に任せ、ヨシュア殿はアステル殿とアル殿と一緒に動ける兵を統率しつつ鎮圧行動に入ってください。せめて、門前広場は押さえ、反乱軍に侵入されてもそこで迎え撃てるようお願いします。」
「分かった」
ヨシュアは目の前の死体を倒し、二人を連れて階下へ駆けて行った。
「他の方は手近の死体を片付け次第、三人の援護と民間人の救護へ向かってください。それと、私は氷蓮殿の援護へ向かいます。」

手近な死体達を倒し終えた将軍から一人、また一人と部屋を抜けていく。そして、最後に残ったヴェゼルは最後の一体を斬り伏せ、部屋を抜け出ようとした。出る直前、部屋の死体にまだ動いているモノがないかを確認するために振り返って・・・後悔した。
心臓を貫かれたはずのゴートンが立ち上がっていた。
勿論、生きているはずがない。
その証に、その表情は生者のそれとは全く異なっていた。
「・・・酷い」
死者をここまで冒涜する反乱軍に対し、猛烈な怒りが湧き立つのを感じた。
そして、一度死んでいるとはいえ、動いている自分の上官を手にかけなければいけないという絶望も感じていた。
まだ完全に動き出してはいない。どうにも、死体が殺人衝動によって動き出すまでに、少しは時間がかかるようである。
「すみません」
だから、今の内に・・・味方に動揺させないために、ゴートンの首を落とした。

ヨシュアが階下へ降り切った時、既に戦況は最悪であった。
六軍それぞれが各部隊バラバラに戦い、統率がすぐに取れる状況ではなかった。幸い、すぐ近くで奮闘していた部隊は被害も少なく、指揮も崩れてはいなかったので、合流し、指示を出すことが出来た。
即ち、速やかに門前広場に陣を構えよ、と。
また、遅れて合流してきた将軍が残り五軍への指示、及びに民間人への救援へ向かってくれた。伝令を一般の兵にやらせても、恐らくは動く死体達の餌食になってしまう。将軍達が伝令に向かうことで兵の被害を少なくできるはずだ。
問題は、門前広場に陣を構えてからだ。
門への攻撃にも耐えつつ、後方からの動く死体の群れを相手にしなければいけない。兵士達の士気も低下の一途を辿るのが目に見えている。最悪の場合、門を守るでなく、反乱軍からの直接攻撃をも想定しなければならない。また、民間人もこの場で守る必要がある。こちらにはもう不利な状況以外は残されていない。
そこまで考えて、門前広場に到達し、ヨシュア他二人の将軍も絶望した。

そこには、巨大な・・・五メートルはあろう人の形をした継ぎ接ぎの肉塊が立っていた。
それが兵士達に気付き、振り向き様に・・・

――gyarrryaryreyyyrayayray――

咆哮。
とても、常識では考えられない。夢なら、どれだけ良かったか・・・そう思って止まなかった。
さらに事態は進む。
咆哮により、他の死体の群が集ってきたのだ。
このままでは挟み撃ちに合い、他の部隊と合流する前に壊滅してしまう。
ヨシュア達三人は兵達に指示を与える。
将軍三人で巨大な化け物を相手にする。だから、後方からの群を頼む・・・と。
「いくぞ!」
ヨシュアは真正面から、アステルは右から、アルは左から攻めかかる。
だが、この攻撃には意味が無かった。化け物が右腕をたった一振りするだけで、ヨシュアとアルの身体が消え飛んだ・・・首を残して。
それでも、さすがは将軍と言える。アステルは二人が殺られたのを機に化け物へ斬りかかる。この攻撃自体は成功し、敵の左腕を斬り落とした・・・までは良かった。化け物はその落ちた腕を気にせずに右腕を伸ばし、アステルを掴み取った。
ミシミシと肉体が音をあげる。
「ぎゃあっぁぁぁっぁ!」
そして、握り潰した。その握り潰したアステルを左腕の斬り落とされた部分へ擦り付け、落ちた腕を繋ぎ治してしまった。
後方からの群を抑えていた兵士達は、三人の将軍達があっさりやられてしまったこと、斬り落とされた腕を補修したこと、それらの事実を目の当たりにし、恐慌に陥ってしまった。
こうなると、死体の群れを抑えるどころの話ではない。次々と死体達にの手にかかり、巨大な化け物に蹂躙されてしまった。
勿論、誰一人として生き残ることはできなかった。
そして、門が死体達によって開かれる。
混沌が・・・狂気が・・・各地へ広がり始める。


「何が・・・起きた?」
アイゼンは呆然として大剣を下ろした。
氷蓮も、後方の状況が異様であることに気付き、アイゼンから殺気が消えたことにより、自分の眼で砦を確認することを許され、驚愕した。
(これは・・・どういうことだ?)
まずは、どう考えても生きているはずのないモノ達が動き、殺人を行っていること。
次に内部から門が破られたこと。
そして、門を破ったということは反乱軍であるはずなのに、それらは反乱軍に襲い掛かっているという事実。
恐らく、この事実がアイゼンを呆然とさせているのだろう。いや・・・顔色からして、あの死体もアイゼンからすれば想像もしていなかったのだろう。
反乱軍の生き延びた者達がアイゼンと氷蓮が戦っていた所まで逃げ延びてくる。その中には、重傷を負った大将アッシュの姿もあった。
「何が起きた、アッシュ殿!?」
「おぉ、アイゼンか・・・すまない」
息も絶え絶えではあったが、意識も言葉もしっかりしており、アイゼンに謝罪を、真実を述べようとする。
「とある者から・・・地方にある巫女を紹介され・・・た」
巫女はある異能を持ち、過去の巫女のそれを利用してきた・・・国王とその一族に恨みを抱き、反乱軍に参加することを簡単に承諾した。そして、この砦での戦闘においてはその巫女を紹介した者が策を授けてくれたこと。
巫女の名前はナディア、その力が死者を操る力であること、そして・・・その力が暴走していること。このまま死者が溢れ出してしまえば、この近隣の村や街をも襲い掛かるであろうこと・・・。
アッシュはそこまで語り、氷蓮に言葉をかけた。
「お主の仲間も無事では済んでおらぬだろう・・・今から行けども、どれだけ救えるかは分からぬ。」
「・・・」
「だが、もし行くのであれば・・・アイゼンを連れて行くといい」
「おい、アッシュ殿!?」
アイゼンは驚く。
「此度の戦、どうやら我らは踊らされていたのかも知れぬ・・・償いではないが、これからでも最小の被害に留めねばならぬ」
「・・・分かり申した、ありがたくアイゼン殿をお借りする。だが、その前に・・・」
氷蓮は己が槍をアッシュに突きつける。
「そやつの名を聞かせろ!」

一陣の風が流れる・・・。
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コメント

ふむ?

俺のワードの設定では余裕でセーフだったな。てか1ページ500文字なのか…?まあそこは闇人暇人に確認してみるかな。
この過去編を上手く継げる自信がないからやっぱりパスかな。
なるほど、やっぱりあのメールはお主であったか。100%の確信がなかったので無視しておいた。というわけで今度からメアドとか変更したらちゃんと教えれ。

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時雨―9

Author:時雨―9
現在大学生・・・死亡フラグ立ちまくりの毎日(笑)
趣味・嗜好・・・三国志、アニメ、漫画、ゲーム、のいぢ?ゲームは主に音楽ゲームをプレイ。
人生・・・多分、仲間内では1番運が無い人間。今までに何人もの怨

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